<http://d.hatena.ne.jp/okamoto7/20070219#p2>
問題とそれを解くためのアルゴリズムが分離されていない。
あたかも「私はDPマッチングが何を計算するものか知らないが、便利そうなので使った」と主張してるようにしか思えない。
「○○を距離として定義し、それを計算するためにDPマッチングを用いた」と言うべき。
もちろん、DPマッチングが正しいアルゴリズムであることに基づいて、DPマッチングで計算されるものとして例えば編集距離を定義しても数学的には間違った態度だとは思わないが、それは上で述べたような議論を理解した前提で行なえるものである。
アルゴリズムの正しい使いかた
「距離Rを定義する」
「ある種の性質を満たす距離の計算をするには、DPマッチングが効果的である」
「距離Rはその性質を満たす」
計算すべきものが明確に定義できる場合は、正しい使いかたをすべき。
アルゴリズムの間違った使いかた
「DPマッチングが距離の計算によく使われている」
「DPマッチングで計算できる距離にはある条件がある」、
「その条件を満たす距離のひとつである、距離Rを使うことにした」
計算すべきものが明確に定義できない場合は、
似たような問題に対して使われていて、
実用的に計算できることが分かっているアルゴリズムをとりあえず使ってみる。
<http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~minobe/class/bad_eng_expressions.html>
<http://jp.citeulike.org/>
ソーシャル文献リストサービス
http://www.bibsonomy.org/ も
集合知は査読を超える、のかな?
Collaborative filtering には何ができないのか
<http://www.jaist.ac.jp/~n-yoshi/research/resources.html>
<http://nlp.kuee.kyoto-u.ac.jp/~kuro/startnlp/techwriting.html>
1.よくタイトルを考える
2.適当に章立てを考える
3.よく,各章で何を書くかを考える
各章の内容を10項目ぐらいで箇条書き.
もちろん,ここでよく考えて章立てをかえてもよい
★ ここで先生にみせる
4.最終論文の各文に対応する程度の細かさで,何を書くかを考える.
まだメモ的でよい.表現,テニオハにはこだわらない.
★ ここで先生にみせる.
5.用語の統一を行い,重要な図表などは書く
★ ここまでちゃんとできれば内容的には論文はできたようなもの.
6.日本語の文にする.
(ちなみにここで英語の文にすれば英語の論文になる)
ここからは作文テクニックの問題だが,大学生にとってはこれが大変.
日本の小中高教育ではまったく教わらない.
卒論・修論の分量なら本当は一月ぐらいかけて書く必要があるが..
★ 学生によくみられる問題は,3,4の論文内容の問題と,5の作文テクニッ
クの問題を同時に悩んで,1文も書きすすまずに1時間,2時間とすごすケー
ス.それはやめましょう.
<http://web.yl.is.s.u-tokyo.ac.jp/~ganat/presentation.html>
プレゼンを作る時に注意すべきこと。
* 資料は興味を引くものにする。見やすくする。 できる限り図で説明する。
* 箇条書きに気をつける。順番を表す時は番号つきのリストで、 並列の関係のときは番号なしで。それ以外のときは箇条書にしない。
* 関係のあるものは、目で見ても関係があることがわかるようにする。 色とか記号の使い方に統一感を持たせる。
* 誤植は絶対にあったら駄目。 ひとつでもあったら聴衆が信用してくれなくなる。
* 一般論を述べたら、例を出すとよい。 必ず "一般論" → "具体例" の順番で。 ただし、軽くさわりを説明するくらいならば簡単な例を最初に出してもいいと思う。<\li>
* あまり細かいところまで踏み込み過ぎない。 細かいところを説明すると全体が見えなくなる。
* 一番最初に何を話すのか全部言う。
<http://hosho.ees.hokudai.ac.jp/~shasegaw/presen_howto/index.html>
植物生態学的プレゼン。
表題スライドは
フォントサイズは40ポイント程度と大きくし印象を強くする。
さらに、可能なかぎり研究材料の綺麗で象徴となるような写真を配置したい。
「導入が大事」↓
導入部分がプレゼン全体に占める比率はかなり高い。
発表では「何をして」「どんな結果を得たのか」を述べることが大切である。
しかし、これら2つだけではほとんどの聴衆は納得しないはずだ。
「なぜそれをしたのか」、「どこが面白いのか」を導入部分ではしっかりと説明して聴衆が納得できるようにしたい。